● 「武者小路千家官休庵 全国大会開催記念」展【8月25日~10月27日】 >>
● 「藤原敬介築窯五十年」展【10月31日~12月24日】 >>
古備前」展
会期:2013年2月1日~7月29日
企画展名 | 「古備前」展 |
開催期間 | 平成25年7月29日まで |
作品一覧 | 平安時代、鎌倉時代、室町時代、桃山時代、江戸時代の壺、徳利、すり鉢など17点の古備前を陳列しています。 古備前ならではの趣あふれる作品の数々がみどころとなっております。 |
常設展示 | 「藤原家・鈴木治記念室」において藤原 啓、藤原 建、藤原 雄の備前焼作品、並びに鈴木 治の前衛陶芸作品を展示しています。 |
展示品解説 | 【「教祖神御真筆」並びに「古備前」展 】 今回は、6通の御文と6首の御歌、そして御七カ条と御神札が展示されています。 第2陳列室では「古備前展」が開催されています。 一堂に並べてみますと、備前焼に詳(くわ)しい人は口をそろえて「なぜか古いものほど魅力がある」と話しています。 |
武者小路千家官休庵 全国大会開催記念展
会期:2013年8月25日~10月27日
黒住教では昭和25年(1950)の教祖神百年大祭を機に、茶道のお家元の奉仕による献茶祭が始められ、それは今日(こんにち)に連綿と続けられています。
京都にあって、千利休の跡を継ぐ表千家、裏千家、そして武者小路千家の三千家をはじめ、藪内流、速水流の各家元が毎年交代でおつとめ下さっています。
今年の献茶祭は第64回で、武者小路千家の担当で来る10月6日(日)に執り行われます。
そして、10月26日(土)には、この武者小路千家流の全国大会の献茶式が大教殿で教主様斎主のもとに斎行されます。
この全国大会を記念して、宝物館では、武者小路千家先代家元の書五幅をはじめ現家元、次期家元の染筆の軸物や扇が展示されています。
加えて、霊地大元にかつてあった楽焼の大元窯で、藤原啓氏造の茶碗に先代家元が筆をとり、藤原建氏が焼成した楽茶碗が二点、とともに、現家元の御岳父である元島根県知事でもあった田部長右衛門氏が成形し絵付けされた茶碗も出品されています。
こうした作品に敬意を表するかのごとく、館蔵の古備前、古常滑、古南蛮の水指三点と、平安時代と鎌倉時代の猿投や渥美、常滑の山茶碗、さらに古備前の壺や徳利が花を添えています。
平成25年11月1日~平成25年12月24日までの会期で「藤原敬介築窯五十年展」を開催いたします。
教主様のご挨拶文(下記別掲)にありますように、本教と縁深い藤原敬介氏の企画展であるとともに、藤原啓・建・雄の藤原家一門の記念室展示もあわせてお楽しみ下さい。
開催ご挨拶
藤原家は、代々の黒住教教徒である上に、先代の五代宗和教主と近しかった敬介氏御父の藤原啓氏は備前焼の人間国宝として一世を風靡し、長兄雄氏も備前焼作家として世界的に活躍して親子二代の人間国宝に認定され、また従兄弟の藤原建氏は、大教殿に作品を献納するなど、本教と深いご縁があります。
敬介氏は、若き日に多治見に学び、爾来、薬ものの志野織部系の作陶につとめてきました。
御父啓氏ゆずりの素朴な力強さと温かさにあふれた作品は、数多くの愛陶家が日常生活の中で自らの傍らに置き、使い、愛でられています。
とりわけ、小山富士夫氏命名の「備前志野」は、敬介氏独自の世界を醸し出し、山陽新聞文化功労賞をはじめ数々の受賞の栄に浴するところとなりました。
近年、備前焼作家としても知られる氏ですが、永年に亘って鍛えてきたロクロ技術はなまなかのものでなく、兄上の〝雄備前〟に続く〝敬介備前〟の確立が待たれるきょうこの頃です。
円熟の境に在る敬介氏が、一層、期待される所以です。
黒住教六代教主 黒住宗晴
立教二百年記念「 館蔵三十選展」
会期:2013年12月25日~2014年6月30日
企画展名 | 立教二百年記念「 館蔵三十選展」 |
開催期間 | 平成26年6月30日まで |
内容紹介 | 平成26年、黒住教は立教200年の嘉節を迎えるにあたり、本館蔵の名品三十点を陳列し特別展を開催いたします。 加守田章二、北大路魯山人、黒田辰秋、八木一夫、川喜田半泥子、金重陶陽、金重素山、荒川豊藏、藤田嗣治、青木繁、横山大観、奥村土牛、熊谷守一、中川一政、平櫛田中、正阿弥勝義、金島桂華らの陶芸・絵画書画作品を展示。 また、古墳時代・平安時代・鎌倉時代・室町時代の大壷がみどころとなっております。 この機会にぜひご高覧いただきますようご案内申し上げます。 |
常設展示 | 「藤原家・鈴木治記念室」において藤原 啓、藤原 建、藤原 雄の備前焼作品、並びに鈴木 治の前衛陶芸作品を展示しています。 |
その他 | 横尾忠則・高橋秀・向井修二ら現代作家作品も1F・2Fに常設展示されています。 |