誠から祈れば神はあらたなり
神の心で神を祈れば(伝御神詠)

 教祖神御教えの「まること」とは、平和・円満・完全・おおらかといった意味とともに、大いなるおはたらきである天照大御神のご神徳がそのまま表現された言葉です。また、「まこと」の「る」が約まって「まこと(誠)」になったと説いて、その大御神様の大御心は人にあっては「誠」であるとご教示下さっています。

 本教の信仰の中心を成すのは、「人は、大御神様のご分心(わけみたま)をいただく神の子」との御教えです。従って「誠」を尽くすということは「まること」に沿って生きるということです。また、大きな生命のおはたらきとしての「まること」は、大自然の循環活動で、大御神様の生かそう・育てよう・完全にしようといった大御心に則って機能しています。

 その循環作用を断ち切らないように、丸く・明るく・生き生きとした流れに沿う人の行いは、天地宇宙すべてのものと調和して、良い方へ良い方へと進んでいきます。ですから、「誠=まること」を尽くす生き方がわがご分心を養い育てることになり、そのご分心のおはたらきを得ることで〝開運の道〟を歩むことになります。

 大御神様と私たちはご分心を通じて直結していますので、大御神様に「誠からの祈り=神の心(ご分心)からの祈り」を捧げますと、ご神徳が「あらた(あらたか)なり」となるのです。その最たる祈りが、大御神様により生かされて生きていることへの感謝の祈りです。そして、人のために祈ることです。

 また、教祖神は大御神様を「丸き御神」とも仰っていますが、その円満福徳なお姿をお日様とりわけお日の出に見出されました。私たちの日拝修行は、こうした教祖神の御瀬踏に倣うものであり、この丸き御神に生かされて生きていることを自覚して感謝する場、つまり自らの心の中に鎮まる丸き御神(ご分心)を養う場なのです。

 本年と来年の二年間にわたる信心心得「活かし合って取り次ごう! 日拝に始まる日々の祈り」を教主様よりお示しいただいて半年が過ぎました。ともどもにしっかりと〝祈りの誠〟を尽くし、ご分心のおはたらき(ご神徳)を存分にいただいてまいりましょう。