浮き舟に長く乗りたく思うなら
心のかじのゆだんするなよ(御歌82号)
平成24年2月号掲載
教祖宗忠神が“心のかじ取り”をお示し下さった御言葉の幾つかを紹介しますので、拳拳服膺(けんけんふくよう)させていただきましょう。
「心に神を拵(こしらえ)、身に神の行いをして、神に成るが神道の極意」
「その場その場を天命と思って楽しめよ」
「明け暮れ、ただ、我を離れる事ばかり修行せよ」
「無念になれ。無慾(むよく)になれ。足る事を知れ」
「念をつぐな。初念を大切にせよ」
「慢心は怖い、命を取られるぞ」
「慢心の戸ぎはまで行け」
「『無学慢心』というものあり」
「人智を去れよ。邪智を捨てよ」
「自然に任せよ」
「陽気に成れ。陽気と申すは、本当の明かりが入りて、諸事萬端(ばんたん)、為す事ごとに、面白く、楽しむが陽気なり」
「心は大盤石の如(ごと)く押し鎮め、気分は朝日の如く勇ましくせよ」
「憶病を去れ。憶病と疑いが去らねばおかげは現れぬぞ」
「取越しの苦労をすな。持越しの苦労をすな」
「何事も心に成就する時は、形に成就するものなり」
「精根弱くては祈りても神徳薄し」
「心配はせよ、されど心痛はすな」
「物事の執着を去るが祓いの要なり」
「腹を立て物を苦にするが穢(けがれ)の第一」
「人に腹を立てさせず、そのよき事のみ取りてまいるが道の肝要」
「生かし上手になれ」
「物を買う時には、売手の心になって買え」
「本を読んでも本に読まれな。文字を使うとも文字に使われるな」
「家事を怠るな。仕事を仕過ぎるな」
「不足が起きたら裸で生まれた昔を思えよ」
「心に年をよせるな」
「一切おもわくというものは、身のためにして心のためにはならぬものなり」