誠の道に入りながら
心に誠なき事
恐るべし 恐るべし(御七カ条)

 御七カ条は、教祖神の御瀬踏に倣い御教えを実践する上で、一番の元となるものです。「教書」の巻頭に掲げられていて、「御訓誡」また「御神誡」とも申します。教祖神の門人(お道づれ)となりお道信仰をつとめる人は、まずもってこの御七カ条を日々拝誦(謹んで奉唱すること)して、その旨を守るように誓い実践することがつとめといえます。「『七カ条』は天の御教え」との御教語もあります。

 今月の御教えは、その第六条です。本教は「誠之道」、すなわち「誠の道」かつ「誠が道」を信じて実践する宗教です。“丸い心”で人に、社会に、天地自然に誠を尽くすことは、天照大御神のご分心(みわけみたま)の“丸いおはたらき”そのものです。本誌一月号の本稿に記しましたように、教祖神は「まること」の「る」の文字が約まって「誠(まこと)」になったと説かれました。そして、天地宇宙のおはたらきである大御神様の御心は、人にあっては「誠」であるとご教示下さっています。

 また、教祖神が「誠の本体は、天照大御神の御心なり」と御教え下さっていますように、万物を活かそう、育てようとおはたらき下さる大御神様の御心そのものが「誠」といえます。ですから、“誠ごころ”を大切に、世のため人のために誠を尽くすことが“ご分心を養う道”となり、そのご分心のおはたらきを存分に得て、自分自身もそのご神徳に浴することになります。教主様が「ご告諭」でお示し下さった「守られて幸わう“道の祈り”」の「一切神徳 神徳昭々 錬誠開運 尽誠道楽」です。

 こうした、誠を尽くす上での具体的な修行(実践)が、“祈りと奉仕”です。先述の通り、この誠を尽くせば尽くすほど、ご分心を通じて結果的に“まることのおかげ”がいただけることになります。まさに、本年と来年の二年間にわたる修行目標の「活かし合って取り次ごう! “まること”の丸い心 丸いはたらき」の実践といえます。  この「誠の道」に入らせていただいているお互い、「心に誠」をもってつとめてまいりましょう。