春です。桜です。御神幸です。
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 宗忠神社『御神幸』は、明治18年(1885)ご祭神・宗忠大神(むねただのおおかみ:黒住宗忠)のご生誕の地(岡山市北区上中野、通称・大元)に、宗忠神社がご鎮座されたのを記念して、翌年3月、ご祭神が在世中奉仕されていた今村宮(池田藩の守護神社)へのご鎮座奉告にあわせて、神恩に感謝すると共に、世界大和(せかいたいわ)と万民和楽(ばんみんわらく)を祈って、御神霊(ごしんれい)を遷(うつ)した御鳳輦(ごほうれん)の渡御(とぎょ)を行ったのが始まりです。

 その後、この行列の市中巡幸の熱望に応えて、明治24年より名園・後楽園を御旅所(おたびしょ)とする岡山の御祭(みまつ)りとなり、今年は復活第63回の『御神幸』です。

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行事概要

「御神幸」 4月6日(日)

●午前8時 御発輦(ごはつれん)(神社出発)
●午前10時30分 御旅所(おたびしょ)の儀 (後楽園)
●午後3時 御還御(ごかんぎょ)(神社帰着)

※写真左上:宗忠神社を御発輦(出発)する御鳳輦
 写真右上:世界大和・万民和楽を祈る教主
 写真左下:岡山 後楽園正門を通る御鳳輦
 写真右下:宗忠神社に戻り、行列奉仕者に労いの挨拶をする教主